株式会社渋井エクステリア

エクステリア工事で防草効果を高めよう!施工方法や注意点を紹介

エクステリア工事に関心を持っている方のなかには、「防草対策」を求めている方も多いでしょう。除草を繰り返しても生えてくる雑草に、頭を悩ませている方は対策方法を知りたいものです。

 

そこで、この記事ではエクステリア工事で防草効果を高める方法について解説します。施工方法や注意点も紹介します。

 

 

庭の雑草に悩まされたら、どのような対策方法がある?

新築時に美しく整備した庭など、外構部分に生えてくる雑草に悩んでいませんか。雑草はたくましく、除草をしてもすぐに生えてきてしまうものです。

 

芝生を整備したのに、次々生えてくる雑草に悩んでいる、あるいは玄関周辺に増えてしまう雑草のせいで、草むしりに追われている方も少なくないでしょう。

 

庭の雑草に悩まされ、長期的な視点で雑草対策を始めたい場合は、「エクステリア工事」をすることがおすすめです。エクステリア工事では、防草にどのような効果のある工事を行っているのでしょうか。

 

 

防草シートによる工事

安価ながら効果が高い方法として、エクステリア工事で人気があるのは「防草シート」を活用した工事です。防草シートは、防草効果のあるシートを地面に敷く工事です。

 

厚みがあり、遮光性もあるため、雑草がシートを突き破って生えてくる可能性が低く、長期間防草効果を発揮してくれます。

 

一般向けにホームセンターなどでも販売されていますが、プロによる施工でなければ、雨水がシートの下に滞留してしまったり、ずれやすくなったりと使いにくいため注意が必要です。

 

エクステリア工事では長期間の使用に耐えられるように、しっかりと固定する施工を行っています。

 

 

砂利による工事

エクステリア工事では、防草効果や防犯効果を目的に、頻繁に砂利も使用しています。大きすぎる石を使用すると、石と石の隙間から雑草が生えてくるおそれがあるため、細かく砕かれた砂利(砕石)を使用します。

 

直径が細かく、小さな砂利をしっかりと地面に施工することで、雑草が生えにくくなります。しかし、遮光性があるわけではないので、土が露見する箇所が出てくると、再び雑草が生えてくるおそれもあります。

 

砂利は一見するとシンプルすぎるように見えますが、近年ではいろいろなカラーの砂利が登場しているほか、レンガチップを砂利感覚で使用することもできます。勝手口やリビングなど、外部からの侵入を防ぎたい箇所に敷くことで防犯効果も得られます。

 

砂利やレンガなどによる施工は、和洋のいずれのデザインにも合わせやすく、費用も割安のため人気です。エクステリア工事のなかでは、防草シートと砂利を組み合わせることもあります。

 

 

コンクリートによる施工

未整備で雑草が気になっている外構周りは、思いきってコンクリートによる施工で整備することもおすすめです。この方法は、駐車場整備と兼ねることでより使い勝手の良い外構周りに仕上がります。

 

コンクリートの整備を行うと、土ではなくなるため雑草は生えません。しかし、緑のゾーンを確保したい場合には、デザインの打ち合わせをしっかりと行ったうえで整備することが大切です。

 

 

タイルデッキの使用

庭に生えてくる雑草は減らしたいものの、庭の景観を維持したい場合にはタイルデッキの整備もおすすめです。タイルデッキとは、タイルで作られたデッキで、ウッドデッキよりも頑丈であり、しっかりと基礎も作るため長持ちする効果があります。

 

タイル下部分は雑草が生えてこなくなるため、整備しなければいけない箇所を減らす効果もあります。

 

 

防草なら除草剤を使うべき?エクステリア工事との比較

草むしりに追われている方のなかには、除草剤を使って庭などの整備を進めている方も多いでしょう。除草剤は効果が高く、ホームセンターなどで気軽に購入できるため、非常に人気のある防草対策です。

 

また、除草剤は数千円程度以内で購入できるため、メンテナンスコストの面からもメリットがあると感じる人も多いでしょう。では、防草対策には除草剤を使うべきでしょうか。

 

この章ではエクステリア工事との比較も踏まえて解説します。

 

 

除草剤は使い方が難しい

除草剤は、実は製品によって使用方法がまったく異なっています。基本的に強い薬剤を希釈することにより使用できますが、希釈する水量が製品によって異なるのです。

 

強力な除草剤も多く、使い方を誤ってしまうと人体にリスクが及ぶ可能性があります。必ず製品ごとに使い方をマスターし、使用する必要があります。また、使い方を誤ってしまうと、大切に育てている植栽にダメージが及ぶ可能性もあります。

 

必ず範囲を間違えないように使いましょう。小さなお子様やペットと暮らす家庭では、除草剤を使用することはおすすめしません。

 

砂利や防草シートは人体への影響がない

砂利や防草シートといったエクステリア工事による防草対策は、除草剤とは異なり人体への影響がありません。非常に安全に防草効果が発揮できるので、大きなメリットを実感できるでしょう。

 

また、タイルデッキのような施工を行うことで、庭に新たな広々とした空間を創り出せます。

 

 

エクステリア工事で防草効果を高める際の注意点とは

エクステリア工事では効率よく防草対策を高められますが、施工する際には知っておきたい注意点もあります。エクステリア工事にはさまざまな業者がおり、施工費用も業者によって大きく異なります。

 

そのため、複数の業者に見積もりを依頼したうえで施工を決めることがおすすめです。また、施工の際には施工内容のデメリットについても詳しく聞いておくようにしましょう。

 

たとえば、防草シートは非常に利便性が高いものですが、経年劣化が進むと再度工事をする必要があります。一方で、費用はかかるもののタイルデッキのようなスタイルの施工は防草効果を半永久的に維持できます。

 

費用だけでなく、長期的な視点で施工内容を見極めましょう。エクステリア工事では、防草効果の施工以外にも、さまざまな施工が可能です。ぜひ併せて検討してみてください。

 

 

まとめ

この記事では、エクステリア工事でできる「防草対策」について詳しく解説しました。エクステリア工事ではさまざまな施工に対応しており、防草についてもシートや砂利の活用、タイルデッキの設置などで対応しています。

 

雑草に悩んでいる方は、ぜひこの機会にエクステリア工事の専門家に相談してみてください。