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エクステリアの耐用年数とは|外構部分を長く持たせるコツ

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住まいをおしゃれにアレンジし、暮らしを便利にコーディネートするためにはエクステリア部分にも工夫を行いたいものですよね。
庭やアプローチ、駐車場部分などエクステリアには無限の可能性がありますが、耐用年数はどのぐらいなのでしょうか。

 

この記事ではエクステリアの耐用年数に焦点を絞り、詳しく解説します。

 

エクステリアの耐用年数とは?

住まいの外構部分を美しく彩ってくれ、駐車場や物置など屋外設備の利便性を高めてくれるエクステリア部分ですが、屋内とは異なり常に紫外線や雨風の影響を受けるため耐用年数が気になるところですよね。

 

高額の外構工事を実施したくても、耐用年数が短いのであれば将来に発生するランニングコストの視点も持つ必要があります。
では、エクステリアにおける耐用年数とはどのぐらいなのでしょうか。

 

エクステリアの部位別の耐用年数を解説

エクステリアとは住宅の外構部分全般を指す用語です。
ではここからは部位別に耐用年数を解説します。

 

まず、外構工事には住まいを囲む塀やフェンスなどがよく施工されています。
塀やフェンスは素材によって耐用年数が異なりますが、コンクリート塀で耐用年数が30年程度~35年程度、アルミをはじめとする金属製のフェンスで耐用年数は15年前後と言われています。

 

ただし、塀やフェンスは基礎部分において振動の影響を受けやすく、地震の後などは耐用年数が著しく低下する可能性があるので注意しましょう。

 

次にカーポートの耐用年数です。
こちらはシンプルなカーポートやシャッター付きのタイプがありますが、カーポートは露出部分や支えている部分が車庫タイプよりも少ないため、耐用年数は15年程度~20年程度と言われています。

 

車庫タイプはそれよりも耐用年数は長く、20年以上が想定されます。
カーポートや車庫を設置せず、駐車スペースを施工する場合はアスファルトやコンクリートの素材としての耐用年数が重要です。

 

アスファルトで10年前後、コンクリートで15年前後の耐用年数が想定されています。
カーポートや車庫は車を守る意味ももちろんありますが、野さらしの状態での駐車場は耐用年数がやや短いと覚えておくと良いでしょう。

 

コンクリートやアスファルトでアプローチを整備する場合も同様の耐用年数と捉えることができます。
基本的にフェンスやウッドデッキなどで木製素材をそのまま生かす場合は耐用年数が短いことを把握しておく必要があります。

 

木製のフェンスやウッドデッキは雰囲気もありとても素敵なのですが、その反面腐りやすいというデメリットもあります。
木材を外構部分に使う場合には耐用年数が10年程度で迎えてしまうことを知っておきましょう。

 

物理的な耐用年数とは違う考え方がある?

上記で解説をした耐用年数はコンクリートやアスファルト、木製など素材をベースに捉えた耐用年数です。
実はエクステリア部分の耐用年数に関しては物理的な耐用年数とは別の捉え方もあるのです。それは減価償却の視点です。

 

簿記の要素が加わってくる話なのですが、エクステリアに関する耐用年数を考える際には国税庁が公開しているエクステリア部分の耐用年数も1つの大きな目安とされています。

 

もちろん、あくまでも「机上の数字」の要素があるため必ずしも耐用年数通りに劣化するものではありません。

 

税金の処理上、意図的に耐用年数を調整する、減価償却を操作しないように耐用年数が定められており、税務処理の側面が強いお話なのです。

 

個人事業主や事業主の方にとっては大きな問題となる部分なので税理士などの専門家に相談を重ねておきましょう。

 

エクステリアの劣化に備える3つのポイント

外構部分の劣化については物理的な要素の視点で見ると、外気の影響を強く受ける以上、10~20年の範囲で劣化を迎えることが多くなっています。

 

でも、長く暮らしていく以上はできれば劣化の進行は遅らせたいものですよね。
そこで、エクステリアの劣化に備える3つのポイントをご紹介します。

 

1.耐用年数を把握した上で施工をする

新築時やリフォーム時に新たなエクステリアの設備を設置する場合には、「耐用年数」の視点を持ったうえで施工を決定することがお勧めです。

 

例として、フェンスは先に触れたようにコンクリートは耐用年数が長く、木製は短くなっています。

 

外観のデザインにも影響するので耐用年数だけで決めることはできないですが、コンクリートは圧迫感があり、木製が腐りやすいのであれば金属加工で圧迫感の無いものを選択することもおすすめです。

 

耐用年数が短い製品ばかりで施工してしまうと、月日の経過とともにあっという間に全てが劣化してしまいます。

 

木製風の樹脂デザインの製品なども増加しているので、製品施工の際にはさまざまな素材を見比べてから施工を決めることがおすすめです。

 

2.メンテナンスを怠らないこと

住まいのメンテナンスは建物の本体に意識が集中しがちです。
内装部分や外壁、屋根などは耐用年数に関する情報も多く、メンテナンス業者も多数存在しています。

 

リフォーム施工を得意としている業者は無料でメンテナンスをしてくれることも多いのです。
しかし、外構部分にあたるエクステリア工事はメンテナンスをすることなく放置してしまうことがあります。

 

メンテナンスを怠ってしまうと錆が発生してしまったり基礎部分にひび割れが生じたりとダメージが進行してしまいます。

 

エクステリア部分を長く大切に使っていくためには、新規設置の際にメンテナンスを行ってくれる業者か否かもしっかり判断しておきましょう。

 

優良の業者の場合にはしっかりとアフターフォローや保証期間についても説明をしてくれますよ。

 

3.建物の屋根から雨や雪が落下しないように施工する

エクステリアの耐用年数や雨や雪などの水分の影響で腐食や錆が発生します。
つまり、雨や雪の影響を減らすには、建物の屋根から直接水分がぼたぼたと当たらない場所に設置をすることがおすすめです。

 

物置や駐車場などを置く場合、少しでも雨や雪の影響を避けるためにも向きなどの設置場所を考慮しましょう。
また、物置や車庫などの屋根の上に物を置くことは凹みなどのダメージの原因となります。物は屋根上には置かないようにしましょう。

 

たとえ外に置かれていても、物を大切にすることで長持ちしますよ。

 

まとめ

この記事ではエクステリアの耐用年数を焦点に詳しく解説しました。
外構部分は常に外に位置しているためどうしても傷みやすいため注意が必要です。

 

少しでも長持ちさせたい場合には、今回ご紹介したように素材選びを厳選し、設置場所についても十分に検討をした上でエクステリア工事を実施しましょう。

 

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