株式会社渋井エクステリア

-駐車場の床材とは|エクステリア工事の素材選びのヒント-

住まいの駐車場は、車を停めるだけでなく、来客の第一印象を左右する重要なスペースです。また、駐車場の床材は、耐久性や安全性、メンテナンス性など、さまざまな要素を考慮して選ぶ必要があります。そこで今回は、駐車場の床材の種類や選び方のポイントを解説します。

駐車場の床材の種類とは

エクステリア工事で駐車場を整備するにあたっては、床材を選択することが可能です。では、一般的にはどのような床材が使用されているでしょうか。

ここでは駐車場の床材の種類について、以下3つを紹介します。

 

コンクリート

コンクリートは、耐久性や強度に優れた床材であり、一般的な家庭の駐車場として広く施工されています。施工実績も豊富なエクステリア業者が多く、安心できる素材です。ただし、現在庭の部分を整備する場合には、景観が大きく変わります。また、しばしばひび割れが起きることもあり、放置すると悪化する場合も。定期的なメンテナンスや、ひび割れ補修が必要です。

 

アスファルト

コンクリートに比べて施工が簡単なアスファルトは費用が安いため、広いスペースを駐車場化するときに利用されます。また、滑りにくく、騒音を抑える効果もあるため、安全性が高い面も。ただし、耐久性や強度がコンクリートに比べて劣ります。

 

タイルや砂利

タイルや砂利は、デザイン性と耐久性に優れた床材です。特にタイルはさまざまな種類があり、貼り合わせてアートのようなデザインが可能なので、スタイリッシュな駐車場ができます。ただし、施工時に手間と費用がかかることがデメリット。

 
また駐車場整備では砂利が利用されることもあります。砂利は費用が安いことが魅力ですが、駐車の際に音が出ます。また、砂利の下に防草シートなどを施工していないと、雑草が生えてくることもあるため注意が必要です。

 

駐車場の床材を選ぶ際のポイント

車は非常に重いため、駐車場の床材を選ぶ際には、以下のポイントを押さえることが大切です。

 

耐久性や強度の視点から考えよう

駐車場は、車が頻繁に通行する場所です。そのため、耐久性や強度に優れた床材を選ぶことが重要です。コンクリートが広く使用されている背景には、費用対効果が高いことがあげられます。特に大型の車両を駐車するときは、しっかりと強度のある素材を選びましょう。

 

デザイン性

駐車場は、家の外観や庭の雰囲気と調和するデザインを選びましょう。タイルのようにデザイン性に優れているものを選択すると、スタイリッシュさがアップします。玄関周辺の雰囲気と合わせて施工するといいです。

 

メンテナンス性

駐車場の床材は、タイヤの汚れや傷がつきやすいため、メンテナンスがしやすい素材を選ぶことも大切です。砂利は安価なものが多いですが、水はけの状態が悪いと足元が汚れてしまう場合もあります。玄関周りが汚れてしまうリスクもあるため、駐車場の整備においてはメンテナンス性を追究することも重要です。

 

駐車場を整備しよう!エクステリア工事会社選びのポイント

駐車場の床材を新しくする場合は、エクステリア工事会社に依頼するのが一般的です。特にコンクリートやアスファルトを使って整備する場合には、DIYによる施工は難しいためプロに依頼することがおすすめです。エクステリア工事会社を選ぶ際には、以下のポイントを押さえておきましょう。

 

実績や経験の有無

エクステリア工事の実績や経験が豊富な会社を選びましょう。特にインテリア性のあるデザインにしたい場合には、優れたデザインの施工実績がある会社を選ぶことが大切です。外構部分のデザインや色と統一感のある施工ができるかも合わせて確認するといいでしょう。

 

保証内容

工事後のアフターサービスや保証内容を確認することもポイント。エクステリア工事は、施工後も長く使う部分を整備する工事が大半なので、施工不良時の注意点や保証をわかりやすく解説してくれる業者を選びましょう。

 

費用

エクステリア工事における駐車場の整備は、業者によって費用が異なります。必ず見積もりを取った上で、複数の会社を比較検討しましょう。

 

床材選びもおまかせを|エクステリア工事のメリット

駐車場を整備する際には、エクステリア工事におまかせすることでメリットが得られます。床材選びも安心しておまかせいただけます。その他のメリットは以下のとおりです。

 

駐車場の安全性や快適性を向上させることができる

現在、駐車場の整備の状況に満足していない場合は、エクステリア工事の業者に床材も含めて相談してみましょう。エクステリア工事では、床材部分の施工だけではなく、カーポート、フェンスなどの目隠し機能の設置なども依頼できます。

 

バリアフリー工事もできる

エクステリア工事では外構部分全体の工事を依頼することもできます。駐車場の床材部分を整備するときには、バリアフリーの視点も含めてスロープの設置や玄関部分の階段の撤去なども可能です。足腰に不安があって駐車場の整備を検討する場合は、玄関周辺の床材を滑りにくい素材に変えると良いでしょう。

 

不動産の資産価値を高めることができる

駐車場の床材を新しくすることで、安全性や快適性が向上し、家の外観を美しく整えることができます。また、駐車場のある家は資産価値も高まり、利便性がある住まいは不動産売却時にも高い評価を得られやすいです。近い将来に住まいを売却する予定がある場合も、駐車場整備はメリットがあります。

 

住まい全体を美しくできる

外構部分全体の工事ができるエクステリア工事なら、床材だけではなく、庭などの整備も依頼できます。防犯性にも注目しながら、おしゃれでインテリア性の高いエクステリア工事ができるのでおすすめです。DIYではなかなか整備が難しいガーデニングスタイルも追求できるので、まずは電話や店舗にて相談してみましょう。

 

まとめ

駐車場の床材は、耐久性・デザイン性・メンテナンス性など、さまざまな要素を考慮して選ぶ必要があります。この記事を参考に、じっくりと検討してみてください。エクステリア工事会社に依頼する場合は、実績や経験、保証内容、費用などを比較検討して、信頼できる業者を選んでください。