魅力的な庭の設備として知られる「ウッドデッキ」ですが、新築時以外でもエクステリア工事に依頼すれば設置することが可能です。お子様やペットとのひとときを、木漏れ陽を受けながらウッドデッキで過ごしてみませんか。
この記事ではエクステリア工事に注目し、ウッドデッキの魅力に迫ります。
素敵でおしゃれなウッドデッキ|メリットとデメリットとは
エクステリア工事には庭の整備やフェンス・塀の設置、テラスの整備などさまざまな工事内容がご用意されていますが、今大人気の施工が「ウッドデッキ」です。ウッドデッキとは木材で加工されたテラスを意味しますが、製品のすべてが木製なわけではありません。
なかには樹脂を混ぜ合わせたもの、合成木材で加工されたものもあり、雨天や紫外線対策にも優れた製品が登場しています。
素敵な庭を眺めながら、ゆっくりと過ごしたいという要望にピッタリのウッドデッキですが、設置にはどのようなメリットやデメリットがあるでしょうか。
ウッドデッキのメリットとは
ウッドデッキは主にリビングから外に向かって拡張を行います。室内から見ると、部屋が大きくなったような効果が得られるため、空間が広く見える効果があります。
また、リビングから庭への生活動線が確保できるため、利便性が高まります。洗濯を干す、家族でホームパーティーをする、などの際には、ウッドデッキがあると大変便利です。
ペットを遊ばせたり、お子様の外遊びにスペースに使ったりと、自由な屋外空間を確保できることが大きなメリットでしょう。
バルコニーやサンルームも屋外空間の拡張に役立ちますが、ウッドデッキと比較すると使用用途が限られます。どうしても洗濯を干すスペースとして使うため、バーベキュー、お子様と寛ぐなどの使い方になりにくいのです。
ウッドデッキはデザイン性が高く、汎用性が高い製品です。キュートなデザインから、落ち着いた色合いのものまで施工できます。
ウッドデッキのデメリットとは
ウッドデッキは汎用性が高く、魅力的なエクステリア・アイテムですが、デメリットもあります。ウッドデッキの中でも無垢材を使う木製デッキの場合は、雨や紫外線のダメージを受けやすいためお手入れが欠かせないアイテムなのです。
湿気の多い季節は腐りやすいため、シートでカバーしておくなどの対策方法を講じる必要があります。強度や耐久性が高い樹脂製の場合は、塗装が傷んでしまうと木目調の良さが失われてしまうこともあるので、いずれであってもお手入れは欠かせません。
また、木製のウッドデッキはシロアリ被害が起きやすいため、害虫対策を施しておくことも大切です。
植栽が近かったり、ガーデニングスペースの中に設置する場合には、虫床になってしまうリスクもあるためご注意ください。
エクステリア工事を成功させたい!施工業者選びの3つのヒント
エクステリア工事でウッドデッキを施工する場合、重要な要素として知っておきたいのが、業者選びです。
ウッドデッキの設置時にフェンスやガーデンの整備もご検討される場合には、統一感のあるデザインができる業者を選ばないと、バランスが整っていない外構部分が完成してしまいます。
そこで、この章ではエクステリア工事の業者選びにつながる、3つのヒントを紹介します。
1.施工実績を確認しよう
多くのエクステリア工事業者は、自信の施工実績をホームページやカタログなどでまとめて公開しています。素敵な庭の施工例、ウッドデッキ設置事例を紹介している業者は多く、施工を検討する際の大きなヒントになります。一方で、庭整備などを得意としない業者もいます。コンクリート舗装などに特化しているケースもあります。
エクステリア工事を行う際には、ご家族内で「このようなウッドデッキが欲しい」「おしゃれな庭にしてほしい」などのイメージを固め、そのイメージに沿った業者を選びましょう。
2.料金を確認しよう
ウッドデッキは形状や大きさ、材質、そして業者によって施工費用が大きく異なります。料金内容によっては施工内容を変え、「第1期工事」「第2期工事」など、時期を変えて工事を進める方法もあります。
複数の業者に求める施工内容を伝え、見積もり料金をしっかり確認し、実現可能な範囲でウッドデッキの設置を検討しましょう。
3.アフターサービスを確認しよう
ウッドデッキの施工を行う場合、同時に庭や玄関まわりなどの整備を行う方も多いでしょう。雑草対策や天然芝の整備なども、エクステリア工事におまかせいただけます。
エクステリア工事の業者によっては、施工後に定期的なメンテナンス等のアウターサービスを実施しています。施工後の疑問や不安、管理方法等が気軽に問合せできる業者も少なくありません。
ウッドデッキの設置後に後悔をしないためにも、アフターサービスがある業者に依頼しましょう。
ウッドデッキを適切に管理するためには
ウッドデッキは魅力的なエクステリア設備であり、人気も高いものです。
しかし、この記事でもご紹介のとおり、デメリットもあります。では、ウッドデッキの施工後にも安定して管理していくためにはどのような工夫が必要でしょうか。
タイルデッキとの比較もおすすめ
広々としたウッドデッキを作ると、雨に濡れたり紫外線の影響を受けたりする範囲が広くなります。もしも広々としたウッドデッキが欲しくても、管理に悩む場合にはタイルデッキと呼ばれる方法も考えられます。
タイルデッキがある部分は雑草も生えないため庭整備の手間も減り、管理に優れています。一方で、雨に濡れると滑りやすいためデメリットもあります。
施工の際にはウッドデッキだけに絞って考えるのではなく、タイルデッキのような別製品とも比較しながら検討しましょう。
天然木にこだわり過ぎないこと
ウッドデッキというとやはり憧れの天然木を使ってみたくなりますが、天然木はメンテナンスが難しい製品です。管理に疲れてしまい後悔をする、というケースも少なくないのです。
長く大切にウッドデッキのある暮らしを楽しむためには、あえて天然木にはこだわらないことがおすすめです。樹脂などの素材も木製の風合いが存分に生かされているものが多いので、ぜひ広い視点で製品選びをしてみてください。
まとめ
この記事でアエクステリア工事におけるウッドデッキ設置の魅力について、メリット・デメリットの視点も加えながら詳しく解説しました。
ウッドデッキは家族の団らんスペースとして非常に有効な場所であり、適切に管理を行えば非常に長く楽しむことができます。施工についてはお気軽にエクステリア工事の専門家にお尋ねください。