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スロープのある暮らしを実現|エクステリア工事を施工しよう

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現代の日本社会では、バリアフリーな住まいづくりがますます重要視されています。特に、車いすやベビーカーを利用する方々にとって、スロープの設置は日常生活の利便性を向上させる重要な要素です。

 

本記事では、スロープのある暮らしを実現するための、エクステリア工事について紹介します。

 

スロープの設置はどのように施工するべき?

外構部分にスロープを設置する場合、一般的にはエクステリア工事の専門家に依頼し、庭やアプローチ、玄関などの雰囲気と調和させながら設計を進めます。

 

では、実際にスロープを設置する場合、どのように施工をするべきでしょうか。この章では施工時に知っておきたい3つのポイントを紹介します。

 

傾斜の重要性

普段杖や車いす、ベビーカーを使用する生活をしていないと、階段やスロープの傾斜などに意識が向きにくいかもしれません。しかし、スロープを施工する際には、スロープの傾斜角度が安全性を左右しかねないことを知っておく必要があります。

 

傾斜が激しいと車いすの場合は電動であっても進みにくく、転倒してしまう可能性もあります。ベビーカーも同様で、押す側の労力は傾斜に左右されてしまうのです。

 

自宅に設置するスロープは毎日使うものだからこそ、傾斜は緩やかに設置する必要があります。

 

傾斜には目安がある

スロープの傾斜には目安があります。公共施設など、多くの場所に設置されているスロープは屋外基準で15分の1とされています。この基準を超えると、自走で補助がある場合でも、車いすの方が危険を感じる傾斜になります。

 

公共施設と異なり、自宅に設置するスロープはコンパクトになりやすく、傾斜の角度が急なものになりがちです。施工の際にはアプローチのようにゆるやかなカーブを描き、距離を創出する工夫も必要です。

 

幅を持たせよう

車いすやベビーカーは、通常の歩行者よりも移動時に幅が必要です。スロープの設置時には横幅にもゆとりを持たせる必要があります。車いすには規格があり、スロープは車いす規格よりもさらに大きく横幅を取る必要があります。

 

一般的には横幅は80センチ以上とされているため、注意が必要です。杖を使用する方の場合も、荷物を持つことを想定すると、細すぎるスロープでは圧迫感を覚えやすくなるため、注意してください。

 

素材を選ぼう

車いすやベビーカーはタイヤを使って移動するため、雨に濡れるとスリップを起こしやすくなります。また、凹凸があるとタイヤが小さいためはまってしまい、移動できなくなります。

 

そのため、雨で濡れると滑りやすいタイルや、地面に凹凸がある砂利は避けて施工する必要があります。現在の玄関周辺やアプローチの素材が、車いすやベビーカーを想定していない場合、移動しやすい素材への見直しがおすすめです。

 

インターロッキングなどの素材を検討しましょう。

 

スロープのエクステリア工事にあわせて考えておくべきこと

スロープの設置をエクステリア工事で検討している以上、階段以外の移動方法を検討する背景があったのではないでしょうか。

 

介護や赤ちゃんの誕生など、家族の変化によって住まいの外構部分にアレンジが必要となった場合、スロープの施工時にはあわせて別の施工も検討することがおすすめです。

 

では、どのような施工を同時に検討しておくと良いのでしょうか。

 

手すりの設置

スロープはあくまでも昇降を手助けする傾斜です。車いすやベビーカー時には不要ですが、杖を使って歩行する際には、あわせて手すりの設置も検討することがおすすめです。

 

手すりにもスロープの床材同様にいろいろな素材があり、エクステリア工事の場合には、天候に左右されにくい素材を選ぶ必要があります。

 

たとえば、アプローチなどの雰囲気とマッチングするからといって、木材の手すりを設置すると、紫外線や雨の影響で腐食する可能性があり、長持ちしにくい場合があります。

 

また、金属の場合は直射日光の影響を受けやすく、高温になってしまうことが予想されます。天候に左右されにくい手すりを検討するならば、樹脂製など、急激な温度変化には左右されず、耐久性もあるものがおすすめです。

 

転倒防止の効果もあるため、バリアフリー対応のエクステリア工事を考えているなら、手すりも検討しましょう。

 

屋根の設置

車いすやベビーカーなどで安全に玄関付近にたどり着くためには、屋根の設置も検討しましょう。屋根は悪天候でも身体を守ってくれるため、梅雨の時期や冬季の移動もサポートしてくれます。

 

駐車場からの移動を検討する場合、カーポートから濡れないように移動する設計も可能です。

 

玄関以外の動線の確保

スロープの設置にはゆるやかな傾斜を設計する必要がありますが、玄関付近は敷地の関係上、どうしてもスロープの新規施工が難しい可能性もあります。

 

毎日安全に移動するためには、リビングや勝手口などから出入りをすることも検討できるでしょう。庭がある場合、アプローチを新設し、移動しやすいスロープを加えることで、玄関周りの大がかりな工事は不要となる可能性もあります。

 

特に介護の認定を受けており、デイサービスの方が昇降のサポートをする場合、ゆとりのある動線を確保するためにも玄関以外の動線を検討することがおすすめです。

 

デザインも重視を!おしゃれなエクステリア工事を実現しよう

介護向けのイメージが強いスロープですが、エクステリア工事で施工する場合には、デザインを重視することも可能です。

 

外構部分の空間を大幅に見直し、庭や樹木、アプローチや門柱などもセットで設置することで、介護向けのリフォームには見えないデザインが実現します。

 

また、おしゃれなセンサーライトの設置もおすすめです。ライトは足元を照らし、スロープ移動をサポートするだけではなく、防犯対策の効果ももたらします。

 

壁面を照らすライトを加えると、夜でも明るい印象のエクステリアが完成するため、おすすめです。このように、スロープの工事といっても、デザインにも配慮した素敵な空間を実現できます。

 

まとめ

この記事では暮らしに快適さをプラスするスロープについて、エクステリア工事で施工する場合のヒントを解説しました。エクステリア工事ではスロープの設置以外にも、手すりや庭の整備なども対応可能です。

 

暮らしやすさのヒントを多く有するエクステリア工事の専門家にぜひ相談してみてください。

 

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