株式会社渋井エクステリア

ーアルミとスチールのフェンスを比較!塀との比較も解説しますー

住まいを美しく彩ってくれるフェンスには、いろんな素材があることをご存じでしょうか。フェンスは、雨や雪に耐える必要があり、金属製のものが好まれています。そこで、この記事では塀との比較にも触れながら、フェンス素材におけるアルミとスチールの違いについて比較します。ぜひご一読ください。

 

フェンスの代表的な素材は2つ|アルミとスチールの特徴とは

一般的な住まいの外構部分に使用されているフェンスには、木製素材が挙げられることがありますが、雨や雪などの水分に強い金属製のフェンスが広く流通・施工されています。そこで、この章ではフェンスの代表的な素材であるアルミとスチールについて、詳細を解説します。

 

アルミフェンスの特徴とは

軽くて丈夫であるため、エクステリア工事で不動の人気を誇るアルミフェンスは、メンテナンスがしやすいのが特徴です。また、デザインやカラーバリエーションも豊富で、さまざまなシーンに適しています。アルミ製の場合はアルミ枠と呼ばれる枠組みを用意する必要がありますが、目隠し機能に優れているものも多く、選びやすさがメリットと言えるでしょう。

 

強度がスチールフェンスに劣る

アルミはスチールよりも強度が劣るため、強度を重視する場合には、スチールフェンスがおすすめです。また、施工範囲が大きく費用を抑えたい場合も、次に紹介するスチールの方が安くなっています。

 

スチールフェンスの特徴

スチールフェンスは、強度に優れ、価格が比較的安価なのが特徴です。また、耐久性も高く、メンテナンスも比較的簡単です。スチールはアルミよりも強度に優れているため、強度を重視する場合には、スチールフェンスがおすすめです。ただし、スチールフェンスは目隠し要素が薄いものが多く、定番の格子柄になりやすいという特徴も知っておきましょう。デザインやカラーバリエーションの選択肢も限られます。

 

スチールとアルミを比較!エクステリア工事時の注意点

アルミフェンスとスチールフェンスの選ぶ際には、知っておきたいエクステリア工事の注意点があります。この章では2つの素材を比較しながら、フェンス選びのヒントを紹介します。

 

何を重視してフェンスを選ぶのか決めよう

アルミとスチールは、いずれも優れている素材でエクステリア工事でも人気があります。しかし、2つの素材には強度や費用、デザイン面で大きな違いがあります。設置をする際には、まずは何を重視して素材を決めるのか、じっくり検討することが大切です。

 

強度を重視するのか

強度を重視するのであれば、スチールフェンスがおすすめです。また、アルミよりも割安にエクステリア工事が完結できることが多く、満足度の高い施工が実現できるでしょう。

 

デザインやカラーバリエーションを重視するのか

デザインやカラーバリエーションを重視するのであれば、アルミフェンスがおすすめです。
カラーも豊富で、目隠し部分の隙間に関しても、バリエーションが豊かです。コンクリートとの相性も良く、おしゃれな外構工事としても優れています。

 

法律にも注目をしておこう

目隠し機能を強化したい、と考えてフェンスを設置する場合、アルミとスチールのいずれであっても、設置の際には「建築基準法」をクリアしておく必要があります。目隠しの高さについては高さの制約が設けられており、上限は2.2メートルです。

ブロックを基礎工事都市、目隠しフェンスを設置する場合もこの基準以内に納める必要があるため、注意しましょう。素材選びの際にも、この高さ以内の範囲でアルミとフェンスのどちらが住まいにマッチしているのか、想像してみると良いですよ。

 

失敗しないフェンスの設置を実現するヒントとは

アルミとスチールには、いずれの素材にもメリット・デメリットがあります。設置後に「やっぱり違う素材にすれば良かった」とがっかりしないためにも、失敗しないエクステリア工事を実現しましょう。では、設置の際にはどのようなヒントを押さえておくと良いでしょうか。詳しくは以下です。

 

防犯目的の基準とは

フェンスの設置について、防犯目的として行いたい場合には、フェンスの高さの目安を知っておくことがおすすめです。先に触れたように建築基準法では、上限が2.2メートルとされていますが、目隠し・防犯機能としてのフェンスなら、目安は「1.5メートル」程度とされています。この高さの目安をクリアしていれば、十分に目隠しが実現できます。

 

高すぎるフェンスは住まいの内側部分に閉塞感を与えるため、施工の際には「この高さで良いのか」十分に検討しましょう。高すぎるフェンス(あるいは塀であっても)は、一度侵入されてしまうと、周囲からの視線も届かないため、防犯対策の効果が薄いという考え方もあります。

 

防犯性ならフェンス以外の施工もセットがおすすめ

エクステリア工事でフェンスを設置する場合には、別の施工に関してもセットで依頼いただけます。防犯性を高めたい場合には、フェンスの設置は非常に有効ですが、防犯カメラや砂利の施工など、その他の工夫も合わせることでさらに防犯性が高まります。エクステリア工事では、防犯性全般の施工もお受けできますので、お気軽にご相談ください。

 

庭のプライバシーを高めるにはどうするべき?

アルミやスチールのフェンス設置をご検討の方の中には、「庭にいる時間をのんびり過ごしたい」というご要望があります。ウッドデッキやガーデニングの時間を、今まで以上に有意義にするために、外部の視線を目隠しで覆いたいという内容です。

では、庭のプライバシーを高めるためには、どうするべきでしょうか。塀との比較も大切ですが、素材による比較も重要です。

 

庭にはアルミ製のフェンスがおすすめ

庭のプライバシーを高めるためには、塀とフェンスのいずれかを検討することになりますが、塀は風を遮断しやすいという効果があります。一方で、隙間の無い塀で周囲を囲むと、閉鎖的になりやすいというデメリットもあります。アルミのフェンスの場合、スチールよりも隙間に多様性があり、周囲の視線を遮りつつ、閉塞感が少ない施工が実現できます。

 

塀との比較はどうあるべき?

目隠しやプライバシー効果を求める場合には、フェンスと塀の比較も重要です。塀は周囲の視線を完全に遮れるデザインが多いですが、その分閉塞感も生じやすく、住まいの内側から見た時の景観に大きな変化があります。完成予想図なども作りながら十分に比較を行うことがおすすめです。

 

まとめ

この記事では、アルミとスチールという2つのフェンス素材に注目して、素材の違いやメリット・デメリットもあわせて紹介しました。いずれの素材も素敵なデザインが登場しており、あなたのご自宅にピッタリのエクステリア工事が可能です。塀との比較も行いながら、ぜひご検討ください。