ーウッドデッキに屋根は必要?エクステリア工事におけるヒントー
今大人気のウッドデッキですが、実際に施工をしようと思うと雨水や紫外線の影響が気になりますよね。では、ウッドデッキを設置する際には天候対策として「屋根」は設置するべきなのでしょうか。
この記事ではウッドデッキについて屋根の有無の視点を踏まえながら、施工のヒントを紹介します。
ウッドデッキに屋根は必要?
さまざまな種類の工事があるエクステリア工事の中でも、ウッドデッキの設置は大変依頼の多い工事です。
庭に華やかな植栽やシンボルツリーがある場合、ウッドデッキを設置することで一気に素敵なガーデンスタイルへと進化します。しかし、木材を使用するウッドデッキは、雨水や紫外線の影響を多く受けるため、耐用年数に影響を与えてしまいます。
では、ウッドデッキを保護するためには「屋根」は必要なのでしょうか。
結論から言うと、屋根があることでウッドデッキの劣化を防ぐ効果はあります。
ウッドデッキに屋根があるメリット
ウッドデッキは天然の木や樹脂の素材など選択肢がありますが、いずれの場合でも未来永劫に素材が保てるわけではありません。経年劣化はどうしても発生します。その理由には、先に触れたように雨水や紫外線の影響があるためです。屋根を設置すると、やはりメリットは大きく雨や雪からウッドデッキを守ることができます。
エクステリア工事でウッドデッキを設置する際には、屋根がある箇所を選択することもおすすめです。
新築施工時からウッドデッキを検討している場合は、屋根を当初から設置しておくこともおすすめです。
ウッドデッキに屋根があることでスペースが活用しやすい
ウッドデッキは日向ぼっこやガーデンの整備などに使うイメージが強いですが、屋根があることにより有効な「スペース」として家事がはかどるようになります。洗濯を干すことができるなど、ちょっとした家事の活用におすすめです。
また、リビング空間から開け放つようにしてウッドデッキを活用できると、屋内空間を拡張するような効果もありますよ。
ウッドデッキに屋根を設けるデメリットとは
ウッドデッキに屋根を設けるデメリットはあるのでしょうか。
結論から言うと、メリットよりはデメリットは少ないのですが、多少はあります。
ウッドデッキに屋根を後付けで設置しようとすると、外観のデザインイメージが変わってしまうおそれがあります。木材や庭のイメージに適した屋根ではない場合、屋根が悪目立ちしてしまうおそれがあるのです。
また、紫外線をカットする分、日差しが入りにくくなるので室内の気温が下がってしまうことがあります。
屋根の形状次第で閉塞感が生まれる
エクステリア部分は開放的なデザインが主流となっている今、屋根に覆われるようなウッドデッキの場所を設計すると、屋内空間から見た時に閉塞感が生まれる可能性があります。
せっかく開放的に設計した庭も、屋根が作る影によって薄暗くなり、閉ざされたように見えることがあるのです。照明との関係も考えながら、屋根の形状には注意が必要です。
積雪への注意が必要
後付けで軽い素材の屋根を作る場合は、積雪に注意する必要があります。
雪の重みによって屋根が破損するおそれがあるためです。きちんと支える形状の屋根、もしくは取り外しができるものがおすすめされます。
それでもおすすめ!屋根のあるウッドデッキを設置しよう
屋根のあるウッドデッキにはデメリットもあるものの、設計や素材を選ぶことでデメリットはカバーできます。
屋根があることで活用できる季節や時間帯も大きく広がり、限られた屋内空間が広がるような魅力もあります。
では、今からエクステリア工事でウッドデッキを設置する場合は、どのような点に注目すべきでしょうか。
ポイントは以下の2つです。
1.素材にこだわろう
ウッドデッキをエクステリア工事で設置する場合は、素材について慎重に検討することがおすすめです。素材によって耐用年数も異なり、屋根の有無も左右されます。
たとえば、近年木材の管理の難しさや、価格の高騰から、樹脂材によるウッドデッキの人気が高まっています。特にポリカと呼ばれる素材はプラスチックながら木材特有に色合いに加工されており、美しさと丈夫さを兼ね備えています。素材にこだわりたい、長持ちさせたいと考える場合には、素材を慎重に相談しながら決めましょう。
なお、ポリカには色んなタイプがあり、近年では遮熱効果の高いものも登場しています。遮熱効果が高いと、多少陽射しを受けても高熱になりにくいため、夏でも安心して使用できます。
2.屋根の形状にこだわろう
皆さんは屋根にどのような素材や形状があると思いますか。
ウッドデッキ向けに今から屋根を外付けする場合には、あまりにも外壁と違う印象のものを付けてしまうと、デザインが崩れてしまうためおすすめできません。
せっかくおしゃれなデザインもできるエクステリア工事に依頼をするなら、屋根の形状についてもこだわってみましょう。
屋根を設置する場合は、おしゃれな天然木や樹脂木にマッチするように、屋根ではなく日除け(テントのようなもの)を採用する方法も考えられます。この形状はオーニングとも呼ばれています。積雪の重みに耐えることは難しいですが、簡単に収納できる可動式のためメリットもあります。
冬にウッドデッキの使用が難しい地域では、オーニングの他、シェードと言う選択肢もあります。夏向けにこうした可動式を検討することがおすすめです。
ウッドデッキを施工する際の注意点とは
ウッドデッキを今後エクステリア工事に依頼し施工する場合には、知っておきたい注意点もあります。
視線が気になる可能性がある
エクステリア工事でせっかく丁寧にウッドデッキを施工しても、今度は外部からの視線が気になるゆっくり寛げないという可能性があります。視線が気になる場合には、ウッドデッキの施工と同時にフェンスや塀の設置も検討することがおすすめです。
ウッドデッキを有効に生かしていくためには、プライバシー対策も十分に行うようにしましょう。
ベランダやバルコニーとも比較しよう
ウッドデッキで特に屋根付きを検討する場合には、ベランダやバルコニーとの比較もおすすめです。
ベランダやバルコニーも洗濯スペースの確保として有能な設備です。施工費用なども比較しながら、他設備もじっくりと検討した上で施工を決めましょう。
まとめ
この記事では、エクステリア工事をする際に参考となる、「屋根付きウッドデッキ」について、メリット・デメリットにも触れながら詳しく解説しました。
エクステリア工事ではいろんな施工が実現できるため、ウッドデッキを設置する際にはプライバシーにも考慮した工事がおすすめです。
ぜひご検討くださいね。
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