内装にこだわる住まいは多いですが、せっかくなら外構部分もおしゃれにしたいですよね。
特に玄関アプローチを整備すると、家の印象が劇的に向上します。
この記事では玄関アプローチの整備についてエクステリア工事の視点から詳しく解説します。
施工をご決断される前に、ぜひご一読ください。
玄関アプローチにはどんなデザインがおすすめ?
新築時に整える方も多い玄関アプローチですが、暮らしの中で家族構成や生活スタイルに変化があると、見直したくなる場所の一つです。
では、玄関アプローチのデザインにはどのようなアイデアがあるでしょうか。
この項ではおすすめのデザインについて触れていきます。
玄関を顔として見立てよう!素敵な庭のようなデザインを
玄関は外部から見た時にやっぱり目に付く場所ですよね。
いくら内装のインテリアをこだわっていても、玄関周りに物が溢れていたら印象がイマイチになってしまう可能性があります。
そこで、玄関は住まい、そして家族の顔として見立てて素敵なデザインを実施しましょう。
おすすめのアイデアの1つ目は「庭風のデザイン」です。
住まいのスペースによっては庭の大きさを確保できない場合があります。
しかし、玄関のアプローチ部分を庭に見立てて整備していくことで、玄関への導入部分に花や緑があふれた素敵な庭が完成します。
アプローチにレンガやタイル、木材などを導入することで欧州風のおしゃれなデザインに仕上がります。
和風コンセプトで年齢に合ったデザインを
家族年齢の変化に伴い、新築時よりも玄関周辺のイメージを変えたいという要望も増加しています。
そんな時におすすめしたいのが和風のコンセプトです。
アプローチを敷石でデザインをし、門柱を重厚感があるものへ変えて、アプローチ付近全体を和風のコンセプトに変更してみてはいかがでしょうか。
ちょっと大掛かりな工事になりますが、外構部分全体を和風デザインに変えることで落ち着いた雰囲気のデザインになります。
敷石も白や黒など、和風デザインを思わせるものに変えることがおすすめです。
植栽にカエデなど、紅葉を楽しめる物をプラスするとさらに玄関アプローチ全体の雰囲気が向上します。
家族が暮らしやすいように機能性の重視も
家族構成の変化によっては、玄関アプローチのデザインを「介護・バリアフリー仕様」に変更をすることも考えられます。
デザインももちろん重要ですが、新築時には想定できていなかったバリアフリー機能を追加することで、杖や車いす生活の方も安心して暮らせるようになります。
この場合、雨でも滑りにくいようなアプローチを作ることが重要です。
おしゃれなデザインに多く使われるタイルですが、バリアフリー向けに使うのは難しい素材です。
おしゃれで使いやすいバリアフリーデザインにしたい場合、アプローチの「ふち」部分のみにタイルを使うなど、工夫を行うようにしましょう。
玄関アプローチを施工する際の注意点は
玄関アプローチをエクステリア工事で整える場合には、知っておきたい3つの注意点があります。
早速詳しく下記にて解説します。
外壁とのマッチングを考える
玄関アプローチの施工に関しては、和洋どちらのデザインも可能です。
こだわりのある素敵なデザインを採用したいところですよね。
工事の際には門柱や植栽、目隠しとなる塀の設置なども行うことで、より素敵な外構部分が完成します。
しかし、ここで注意点の1つ目です。
玄関アプローチをはじめとするエクステリア工事は、家本体の外壁とのバランスを考えることが重要です。
洋風でモダンな外壁にもかかわらず、家の目の前に和風庭園のようなデザインを完成させてしまったら、チグハグした印象になってしまいます。
外壁との色やデザインのバランスを考えながら整備をすることで、統一感のある素敵な外構部分が完成します。
デザイン性を求めるなら複数の業者に相談を
エクステリア工事を得意とする業者は多数存在していますが、業者によって個性は大きく分かれています。
ほっこりとした雰囲気のエクステリア工事を得意とする業者もいますし、和風スタイルを得意とする業者もいます。
駐車場の整備やバリアフリーの工事など、機能性を重視する業者もあるなど、業者によって得意分野も異なっているのです。
求めるデザインの方向性がはっきりしている場合には、複数の業者に相談しデザインの提案を受けてみましょう。
施工後に「やっぱり他の業者にすれば良かった」と後悔をしないためにも、じっくりと選ぶことがおすすめです。
見積もりを取得すること
エクステリア工事を得意とする業者が多数いることは上記で紹介しましたが、工事内容のデザインと同様に、費用に関しても業者によって差異があります。
費用の上下で比べるだけではなく、工事日程やデザイン性など多角的な視点で業者を選ぶことがおすすめですが、費用については正直施工主としては気になりますよね。
複数の見積もりを取得し、こちらもじっくりと検討してみるようにしましょう。
費用を安く抑えるためにDIYを行うご家庭もありますが、コツコツ繰り返し作業をする必要があり、仕上がりが遅くなってしまう場合があります。
うまく接着・固定が出来ず思ったようなデザインにならないこともあります。
外構部分を一元的なコンセプトで統一したい場合には、やっぱりプロにお任せをすることがおすすめです。
玄関アプローチを依頼すると、いくら費用が必要?
玄関アプローチを実際にエクステリア工事で依頼をすると、費用は一体どのぐらい必要なのでしょうか。
結論から言うと、おおよそ50~100万程度が相場の範囲内です。
玄関アプローチを整備する場合は施工が必要な広さによっても価格が左右されています。
また、門柱の設置やポストの設置などがある場合には施工費と製品に費用が発生します。
そのため50~100万と価格に開きがあるのです。
施工の際に駐車場や物置の設置なども検討される場合には、この費用よりもさらに追加となる可能性があります。
まとめ
この記事では今話題の玄関アプローチについて、エクステリア工事に依頼をする場合のデザインや費用の視点から詳しく解説を行いました。
玄関を明るく華やかに演出することができるアプローチを、この機会に整備してみませんか。
素敵なエクステリア工事は、今まで以上に暮らしをおしゃれにしてくれますよ。