エクステリア工事で駐輪場を作ろう!失敗しないコツとは
スポーツや通勤・通学などに欠かせない自転車ですが、ご自宅で保管する際には「駐輪場」が欲しいですよね。
これまで車庫などに保管していた方も、この機会に駐輪場をご検討されませんか。
今回の記事では、エクステリア工事で駐輪場を作る場合のアイデアや失敗しないコツを解説します。
意外と便利?自転車は家族の必需品
現在のお住まいには自転車を保管するスペースはなくても、お子様が生まれたり通勤スタイルが変わったりなどの理由で、自転車ありきの生活に変わることがありますよね。
自転車は車と比べると不便に感じるかもしれませんが、エコであり、スポーツとしても楽しめるためとっても便利な道具です。
家族みんなでサイクリング、も良い趣味ですよね。
また、お子様の進学によっては自転車で通学する必要があり、欠かせないアイテムになる場合もあります。
自転車は家族にとって必需品となることが多く、盗難や錆から守り安全に保管するためには、「駐輪場」があると便利です。
駐輪場がなく、自転車を放置してしまうと風災によって倒れて破損する、あるいは近くに止めていた自動車を傷つけてしまうこともあります。
そこで、エクステリア工事で新たに駐輪場を作るアイデアを紹介します。
エクステリア工事とはどんな工事なの?
住まいには壁紙や窓などの工事を指す「内装工事」と、外壁や庭の整備工事を指す「外構工事」があります。
エクステリア工事とはこの「外構工事」に該当するものです。
駐輪場の工事を行う場合には、エクステリア工事へ依頼すると駐輪場設置と合わせてさまざまな種類の外構工事を受けることができます。エクステリア工事の主な内容は以下のとおりです。
・門扉やアプローチ、玄関周辺に関する整備工事
・車庫やカーポート周辺の工事
・テラスやサンルーム、庭の整備
・植栽や植木、植え込みなどを整える工事
エクステリア工事は上記のように、家の外側に当たる部分を整える工事があります。
では、エクステリア工事の中で「駐輪場」を整備するにあたってはどんな工事が実際に施工されているのでしょうか。
駐輪場を作ろう!実際の施工例を通してアイデアを解説
暮らしに欠かせない存在の自転車を守るために、早速エクステリア工事で駐輪場を作ってみましょう。
みなさんは駐輪場と耳にする時にどんなイメージを持ちますか。
スーパーや学校には、カーポートをミニマムにしたような駐輪場が多く設置されていますよね。
駐輪場と言えば屋根があり、やや開放的なスタイルのイメージが強いのではないでしょうか。
実際にご家庭向けに販売されている駐輪場もこのタイプが多く、車庫の脇や勝手口、庭などに設置をすることができます。
駐輪場の寸法は当たり前ですが自転車のサイズに合うように設計されており、基本奥行は約2メートルで設計されています。
屋根のある駐輪場があると雨風を簡易的にしのぐことができるので、錆びにくくなるほか、三輪車などお子様の乗り物も一緒に止めて保管することができます。
車両スペースと離して施工を実施することで、風によって倒れた際に自動車に傷をつけてしまうリスクも減ります。
車庫スペースも有効に使える!
一般的な駐輪場以外にもアイデアはあるのでしょうか。
土地サイズに限りがあり、自転車は車庫スペースを活用して作りたい場合には、サイクルラックを使うことがおすすめです。
大型の駅周辺などに設置されている自転車用のラックはご存じでしょうか。
車輪を持ちあげて固定するサイクルラックは、省スペースでも確実に自転車を固定できるので大変便利です。
既存の屋根のある車庫を生かせば簡単に雨風をしのぐことができますし、風の影響で自転車が倒れてしまうおそれもありません。
駐輪場の設置には外部からの視線にも注意を
ご家庭で自転車を保管している場合、窃盗のリスクを下げておく必要があります。
特にハイブランドの自転車は窃盗に合いやすいため、外部からは見えないように保管をすることがおすすめです。
玄関付近はどうしても外部から目が留まりやすい場所です。
しかし、駐輪場を作るにあたっては、どうしても外構部分のスペースのみを生かす必要があり、施工には制限があります。
外部から目に留まりやすい場所に施工せざるを得ない場合、駐輪場の工事とセットで植栽や塀の設置などを行い、目隠しとなる機能を付加することがおすすめです。
目隠しがあると、簡単に外部から駐輪場への侵入は試みにくくなります。
エクステリア工事ではこの他に、監視カメラの設置や人感センサーによるライトの設置なども可能です。
大切な自転車を守るためにも、駐輪場の施工のタイミングでその他のエクステリア工事も同時に行ってみてはいかがでしょうか。
大きめに駐輪場を作ることもおすすめ
自転車のサイズ感に合わせて駐輪場を作ることが多いですが、実は普段使う自転車だけを収納するスペースとして作るのではなく、ちょっと大きめに作ることもおすすめです。
ではどうして駐輪場を大きめに作ることがおすすめなのでしょうか。
核家族の場合はパパ・ママとお子様の家族構成ですが、二世帯以上の住宅の場合には駐輪場スペースにバイクや高齢者用の電動スクーターなどを停めることができます。
余分なスペースを作ることで自転車以外の物も設置でき、雨除けとして活用できるのです。
気になる駐輪場の施工費用とは
駐輪場には色んなサイズがあり、コンパクトなものの場合は本体が6万~10万程度、物置とセットになっている大きなタイプの場合には20万程度です。
この本体価格に施工費用が加わります。庭の整備などとセットになる場合は50万程度の施工費用がかかりますが、あくまでも費用は一例です。
エクステリア工事の費用は個人差が大きく、設置する商品のサイズによっても費用が異なります。
色んな施工のヒントを使って、複数の見積もりを取得してみることがおすすめです。
駐輪場は外構部分のその他の工事とセットで行うことで、スッキリとまとまりのある印象に仕上がります。
庭などの整備とまとめて行って、おしゃれなエクステリアに仕上げましょう。
まとめ
この記事ではエクステリア工事で駐輪場を設置することについて、アイデアや注意点、費用を交えながら詳しく解説しました。
駐輪場は自転車を置くためだけではなくエクステリアを構成する一部としておしゃれに設置をすることがおすすめです。
デザインの可能性は無限大です、ぜひ駐輪場の設置の際には専門家に相談の上で工事を決めましょう。
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