住まいのスペースを拡張する効果があるウッドデッキですが、固定して設置する際にはエクステリア工事にご依頼をいただくことがおすすめです。
しかし、ウッドデッキには簡易的に置ける製品もあり、どちらが優れているのか迷う方も多いでしょう。本記事では2つの施工方法を比較します、ぜひお読みください。
置くだけ?それとも工事?ウッドデッキはどう作るのか
ウッドデッキは非常に人気のあるアイテムですよね。新築時に施工する方もいますが、リフォームをして新たに設置を検討する方も多くなっています。
ウッドデッキはナチュラルな印象になるため、庭や植栽との相性もよく、外観を整える効果も期待できます。家族がのんびりと過ごせる場所としても使えますが、サンルームのように応用することもできます。
洗濯スペース、就労スペースにも生かせるため、その可能性は無限大です。では、ウッドデッキは置くだけのタイプと、エクステリア工事における本格的な設置と、どちらにメリットがあるのでしょうか。
置くだけのウッドデッキのメリット・デメリット
本格的な工事が必要な「置くだけ」のウッドデッキは、製品を購入出来ればその日からウッドデッキのある暮らしが始まります。置くだけタイプのウッドデッキのメリットは以下のとおりです。
・固定が不要なので移動できる
・工事費用が不要のため、安く設置できる
・さまざまな色や形状の中から好みの製品を選べる
・片付けられる
置くだけのタイプのメリットは、何といってもその「簡易さ」にあるでしょう。固定しないため移動ができますし、雨風が気になる場合には片付けておくことも可能です。では、デメリットはどのような点でしょうか。
・固定しないためぐらつきやすく、お子様や高齢者の使用には注意が必要
・衝撃に弱い
・プラスチック製で軽いものが多く、高級感のある製品は少ない
・小さい製品が多い
簡易的なところが魅力の「置くだけタイプ」ですが、その点がデメリットにもつながっています。固定しないため小さな製品が多く、寛ぐスペースというよりはベンチのようなスタイルが多いのです。
バーベキューやペットとの時間をのんびり過ごす、と仮定すると置くだけのウッドデッキでは実現しにくいといえます。
ただし、限られた庭の空間で足腰を休める場所が欲しい、庭仕事の際に腰掛ける場所が欲しい、などの需要であれば満たせるでしょう。
エクステリア工事でウッドデッキを設置するメリット・デメリット
エクステリア工事でウッドデッキを施工する場合、デザインの打ち合わせやウッドデッキ選び、そのほかの庭整備なども含めて工事を実施します。では、エクステリア工事のメリットとはどのような点でしょうか。
・高級感のある製品が多く、大きさも自由
・無垢材や樹脂製など、幅広いラインナップから選べる
・ウッドデッキと合わせてさまざまな外構整備も依頼できる
・フェンスや屋根を設置するなど、オプションにも対応
エクステリア工事にご依頼いただくと、本格的な外構工事ができます。庭整備はもちろん、玄関まわりや駐車場整備などもセットで行えるため、外構部分全体をオシャレにすることができるのです。
また、自由な設計にも対応しているので、「とにかく大きなウッドデッキが欲しい!」という願いも実現できます。フェンスや屋根などのオプションも施工できるため、簡易性のものよりも利便性が高いウッドデッキが完成します。
現在あるベランダやテラスからのリフォーム工事も可能です。
ウッドデッキは本格的なエクステリア工事がオススメ!
さて上記ではウッドデッキについて2つの製品種類の視点から詳しく解説しました。
いずれの方法にもメリット・デメリットがありますが、施工を検討するならどちらがおすすめでしょうか。
プロがオススメしたいウッドデッキとは?
エクステリア工事のプロの視点からおすすめしたいのは、「工事のあるウッドデッキ」です。
簡易的なウッドデッキも確かに魅力的ですが、実は簡易的なウッドデッキを試したのちに、やはり本格的なウッドデッキが欲しい、という方が非常に多いのです、置くだけのウッドデッキはどこでも移動できるので大変便利ですが、長期的な利用は難しく、すぐに劣化します。
また、庭などの外構デザインも踏まえると、全体の調和を考えて施工できるエクステリア工事のほうが、完成度は格段に高いのです。
ベンチ感覚で導入するなら簡易的なウッドデッキでもちろんOKなのですが、末永く家族の憩いの場として施工したい場合には、ぜひエクステリア工事の専門家にご相談ください。
プロに依頼するとデザインもおまかせできます
置くだけタイプのウッドデッキはリビングなどからつながるように置くだけですが、プロによるエクステリア工事の場合は、さまざまなデザインを加えて施工することが可能です。例として、以下のようなデザインができます。
・ウッドデッキを中心に、英国のガーデニングが楽しめる庭整備
・大きなウッドデッキを施工し、天然芝を整えペットとの暮らしを整える
・ウッドデッキの設置を機会に雑草対策を強化、砂利や防草シートも施工する
・バリアフリーの視点も加え、手すりのあるウッドデッキ周りを整備
いかがでしょうか。実に多様性のある施工が可能なのです。
プロにご依頼をいただくと、1つの工事期間内でさまざまな施工を完了させられます。
ウッドデッキだけを考えて工事を行うのではなく、求めるガーデンスタイルやイメージを伝えていただくことで、非常に雰囲気の良い外構周りが完成します。
特に傾斜のある住まいや、基礎工事が高く作られているご自宅は、置くだけのウッドデッキは倒れやすかったり、高さが合わずに使いにくい可能性があります。
プロの技術はこうした家の難所にも適切な工事を実施しますので、安心してご依頼ください。
エクステリア工事はあなたの夢を叶えられる
この記事ではウッドデッキの設置をテーマに紹介していますが、エクステリア工事は庭整備からバリアフリー工事まで、幅広い工事内容に対応しています。
エクステリア工事はただウッドデッキを設置するのではなく、外構全般の夢を叶えるチャンスなのです。
このような庭が欲しいな、このような玄関まわりに整えたいな、と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
この記事ではエクステリア工事でウッドデッキを設置するメリットに注目し、詳しく解説しました。ウッドデッキは置くだけのタイプも販売されており、簡易的で便利なアイテムとして人気があります。
しかし、置くだけのタイプは倒れやすく、使いにくさもあります。
ぜひ慎重にご検討の上、エクステリアの専門家にもご相談ください。